魔女の宅急便の裏設定・都市伝説16選!ジジが話せない本当の理由や幽霊の正体とは?

魔女の宅急便の裏設定・都市伝説16選を表すアイキャッチ画像。夜空と満月に魔女のシルエット

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『魔女の宅急便』の裏設定や都市伝説が気になる方は多いと思います。

ジジが話せなくなった理由、キキが飛べなくなった意味、原作と映画版の違い、幽霊のように見える女の子の正体など、『魔女の宅急便』には大人になってから見返すと気になるポイントがたくさんありますよね。

この記事では、『魔女の宅急便』の裏設定・都市伝説を16個に分けて、わかりやすく考察していきます。

作品を何度も見ている方でも、「そういう見方もあるんだ」と楽しめる内容になっているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

目次

映画版 vs 原作 ざっくり比較表

映画版原作(全6巻)
ジジ途中から話せなくなる最初から普通の猫
クライマックス飛行船事故でトンボを救出そのシーンは存在しない
キキのその後描かれないトンボと結婚・双子(ニニとトト)のお母さんに
ジジのその後描かれない結婚して子猫18匹

原作と映画でこんなに違うんだ!と驚く人も多いかもしれません。比較しながら読むとさらに楽しめますよ。

魔女の宅急便の都市伝説・裏設定16選

①幽霊のような女の子がいる

映画序盤、修行に旅立つキキを見送るシーンに、謎の5人目の女の子が映り込んでいます。


この5人目の女の子は他の友人たちと違って口元までしか映っておらず、次のカットには忽然と姿が消えているのです。

幽霊というのはあくまで都市伝説ですが、確かにちょっと不思議な存在感のある映り方をしていますよね。

気になる人はぜひ冒頭シーンをじっくり見返してみてくださいね。

②ジジが話せなくなったのは、キキが成長した証

魔女の宅急便の都市伝説の中でも、特に検索されているのがこの「ジジが話せなくなった本当の理由」です。

話せなくなったのは、キキの魔法の力が弱まったからだと思っている人も多いかもしれません。でも宮崎駿監督はこう語っています。

「あれはただのペットじゃなくて、もうひとりの自分。ラストでジジとしゃべれなくなるのは、分身がもういらなくなった、コリコの町でちゃんとやっていけるようになりました、という意味を持っている」

(『ジブリの教科書 魔女の宅急便』より)

つまりジジの声は、もともとキキ自身の心の声、いわば独り言のようなものだったのです。実際にジジが喋っていたわけではなかったという解釈ですね。


孤独な旅の中で自分に話しかけるように生まれた存在がジジだったのです。

でも、コリコで自分の居場所を見つけ、自分自身の言葉で生きていけるようになったキキには、もう「もうひとりの自分」は必要なくなった。

だからジジの声が自然と聞こえなくなった、ということなのです。

幼い頃に大切にしていたぬいぐるみを、ある日ふと手放せるようになる感覚に近いかもしれませんね。

少し寂しくもあるけれど、それは成長の証でもある。そう思うとラストシーンが、また違う顔で見えてきますね。

ジジが話せなくなる理由を知ると、前半でキキとジジが話している場面も、少し違って見えてきます。

「ジジは本当に話していたのか」「キキの心の声だったのか」を意識しながら見返すと、キキの成長がより伝わってくるはずです。

また、ジジとのやりとりには、物語の前半からキキの不安や成長が表れています。

「魔女の宅急便」に登場するキキやジジ、ウルスラたちの心に残る言葉を振り返りたい方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。

>>魔女の宅急便の名言・セリフ37選|キキ・ウルスラ・ジジの言葉を大人目線で考察

③先輩魔女が降りた街のネオンに隠されたメッセージ

映画冒頭、キキより先に旅立った先輩魔女が降り立った街のネオンサインが「ムーラン・ルージュ」を暗示しているという説があります。

大人の世界の煌びやかさと厳しさを象徴しているという考察です。13歳のキキにはまだ見えていない「魔女の修行の先にある現実」を、宮崎監督が一枚の絵の中に込めたのかもしれませんね。

④キキとウルスラの声優は同じ人

キキとウルスラが同じ声優高山みなみさんであることを表すマイクのアイコン画像

落ち込むキキを丸太小屋で励ましてくれた絵描きのウルスラ。豪快で前向きなキャラクターですが、実はキキとウルスラ、ふたりとも同じ声優さんが演じているのです。

声優を務めているのは名探偵コナンのコナン役で有名な高山みなみさん。

もともとウルスラ役でオーディションに合格していた高山さんが、主役のキキ役も射止めた結果、一人二役になった経緯があるとか。

改めて聞き比べると、同じ人とは思えない演技力に驚いてしまいます。

声優つながりでいうと、ジジを演じたのは佐久間レイさん、おソノさんの旦那フクオを演じたのは山寺宏一さん、トンボ役は山口勝平さんと、今見ると豪華すぎるキャストが集まっていたことがわかります。

ちなみに山口勝平さんはコナンで工藤新一役も演じています。意外なところでつながっているのが分かりますね。

ウルスラは声優の一人二役という裏話だけでなく、キキが落ち込んだときにかけた言葉も印象的なキャラクターです。

「ジタバタするしかないよ」や「描くのをやめる」など、スランプに悩む大人にも刺さるウルスラのセリフを詳しく知りたい方は、こちらでまとめています。

魔女の宅急便ウルスラのセリフ・名言19選はこちら

⑤「宅急便」はヤマト運輸の登録商標だった

実はこのエピソード、単なるヤマト運輸とのタイアップの話ではありません。

「宅急便」という言葉がヤマト運輸の登録商標であることを、制作側は映画のタイトルを決めた後に気が付いたのです。

そのため、このままでは使えない、でも今さらタイトルは変えられない。

そこで逆転の発想で、ヤマト運輸のシンボルである黒猫をモチーフにしたジジを登場させることを提案して、スポンサー契約へと結び付けたのです。

ピンチをチャンスに変えた制作秘話として、知ると映画への見方が少し変わってきますね。

魔女の宅急便といえば、「ジジ」はいわばイメージキャラクターに近い存在です。ジジがいなければ「魔女の宅急便」という世界観は成立しなかったと思うと、この経緯には不思議な縁を感じてしまいますね。

⑥コリコのモデルはスウェーデン

キキが修行の地に選んだ海辺の街コリコのモデルは、スウェーデンのストックホルムとゴットランド島のヴィスビューだとスタジオジブリ公式が認めています。

石畳と時計塔、美しい海が見える丘の景色。自然とどこか都会的な空気が共存する雰囲気がコリコとよく重なります。

また、2023年にオープンしたジブリパーク(愛知県)には「魔女の谷」エリアがあり、グーチョキパン屋などコリコの街並みを再現したスポットが楽しめます。

聖地巡礼気分でジブリパークを訪れてみるのも楽しそうですね。

魔女の谷を目当てにジブリパークへ行くなら、どのチケットを選ぶかも迷いやすいところです。


ジブリパークのチケットはどれがいい?では、プレミアム・スタンダード・エリア券の違いをまとめています。

ジブリパークのチケットはどれがいい?

⑦幻のポスターがある

魔女の宅急便といえばパン屋のカウンターに腰かけたキキのポスターが有名ですが、公開時には実は他にも候補案があったそうです。

それは、時計台にキキがいるシーンと、なんとトイレに座っているシーンの2案だとか。

なぜトイレに座っているシーン案が出たのかは不明ですが、結果的に現在のポスターに落ち着いたのは正解だと言えそうです。

⑧キキは本当はロングヘアだった

ボブスタイルがとてもよく似合うキキですが、原作ではロングヘアの設定でした。そのため、映画でも当初はロングヘアの予定でしたが、作画上の都合でボブに変更されたそうです。

結果的にボブヘアがキキの元気さと若々しさをうまく引き出していますよね。でも、ファンとしてはロングヘアのキキも少し見てみたい気がしますね。

⑨トトロのぬいぐるみが登場している

映画冒頭、キキのお父さんが座っているベッドに、実はトトロらしきぬいぐるみが置かれています。ジブリ作品の「隠れキャラ探し」のひとつですね。他にも小さな発見があるかもしれません。

⑩ジブリバスが一瞬映る

映画冒頭のシーンに「GHIBLI」とロゴが入ったバスが一瞬だけ映り込んだのに気が付きましたか?気づいた人はなかなかの観察眼の持ち主です。次回見るときにぜひ探してみてくださいね。

⑪英語版ではコーヒーがホットチョコレートに

おソノさんがキキにコーヒーをふるまうシーン、英語版ではホットチョコレートに変更されているのです。

それは、欧米では13歳の子どもにコーヒーを出す習慣がないため、より自然なホットチョコレートに差し替えられたそうです。文化の違いが映像にも反映されているのですね。

⑫おソノさんの若い頃はツッパリだった

キキの保護者的な存在のパン屋おソノさん。映画のパンフレットに「青春時代、それなりにツッパった経験がある」と記載されていたそうです!

姉御肌で頼もしくて温かいおソノさんからは想像もつかない過去ですが、だからこそキキのような若者の気持ちも柔軟に受け止めて理解できたのかもしれませんね。

ぜひ、ツッパっていた時代の写真も見てみたいですね。

⑬クライマックスは映画オリジナルのシーン

飛行船の暴走からトンボを救うあの手に汗握るクライマックスですが、実は原作には存在しないシーンです。

映画ならではの盛り上がりを作るために追加されたシーンになっていて、今では魔女の宅急便を象徴する名場面になっています。

⑭宮崎駿監督以外が監督になっていたかもしれない

宮崎駿監督はもともと魔女の宅急便ではプロデューサーとして関わる予定でした。

ところが脚本の方向性やスポンサーの意向から、最終的に監督を引き受けることになったそうです。もし別の監督が手がけていたら、魔女の宅急便はまったく違う作品になっていたかもしれませんね。

⑮宮崎駿監督が映画に出演している

映画終盤、トンボを助けたキキを見て「あのデッキブラシはわしが貸したんだ!」と自慢する掃除夫のシーンがあります。

その右上に映っている眼鏡の男性が、実は宮崎駿監督本人では?という裏設定があります。監督の遊び心が感じられる隠れキャストですね。

⑯魔女の宅急便はジブリを救った作品

1989年の公開時、魔女の宅急便は財政難だったジブリにとって起死回生の大ヒットを記録しました。この成功がなければ「もののけ姫」や「耳をすませば」も生まれていなかったかもしれないとも言われています。

魔女の宅急便はジブリの歴史の転換点となった一本だと言えるでしょう。

キキのその後:原作ではトンボと結婚して双子のお母さんに

原作小説のページをめくるイラストでキキのその後を表す画像

映画ではハッピーエンドで幕を閉じますが、原作(児童文学作家・角野栄子さん著)ではその後の物語も描かれています。

キキはトンボと結婚し、双子の子ども・ニニとトトを授かるのです。さらにジジも結婚して子猫が18匹も生まれたとか!


また、制作側には「魔女の宅急便は女性の一生を描いた作品」というメタ的な設定もあります。

キキ(13歳)・ウルスラ(18歳)・おソノさん(26歳)・お母さんコキリ(37歳)と、それぞれが異なるステージの女性として登場しており、キキが歩んでいく未来の姿が作品の中にすでに描かれていたということですね。

そう思うと、なかなか深い作品だなと感じますね。

映画の中のキキの言葉にも、ひとり立ちの不安や仕事の難しさ、自信をなくしたときの心の揺れが表れています。

キキのセリフ・名言を大人目線で詳しく読みたい方は、こちらでまとめています。

魔女の宅急便キキのセリフ・名言20選はこちら

キキの言葉や物語の背景を読んで、ジブリ版アニメをもう一度見返したくなった方もいるかもしれません。

ジブリ版の『魔女の宅急便』がどこで見れるのか、配信状況やDVDレンタルで見る方法はこちらで詳しくまとめています。

魔女の宅急便ジブリ版はどこで見れる?見る方法はこちら


映画版のエンディングは、原作全6巻のまだ序盤にあたります。

キキが大人になっていく姿や、映画では描かれなかったその後が気になる方は、原作を手に取ってみるのもおすすめです。

文庫版なら全6巻セットでそろえやすく、映画とはまた違う『魔女の宅急便』の世界を楽しめます。



ジジが好きな方は、関連グッズを少しチェックしてみるのもありです。


まとめ:知ってから見返すと、また違う映画になる

『魔女の宅急便』には、ジジが話せなくなった理由や、キキの成長、映画版と原作の違いなど、知ってから見返すと印象が変わるポイントがたくさんあります。


子どものころは、空を飛ぶキキやジジのかわいさに目が向きやすかったかもしれません。


でも大人になってから見ると、仕事を始める不安や、自信をなくす苦しさ、誰かに支えられるありがたさが、より深く伝わってきます。


ジジが話せなくなったのも、ただの不思議な出来事ではなく、キキが少しずつ自分の力で歩き始めた証のように見えて来るのです。


ウルスラやオソノさん、お母さんコキリの存在も、キキがこれから進んでいく未来をそっと映しているようにも感じられます。


また、映画版のラストは、原作全6巻の物語のまだ序盤にあたります。


映画だけでも十分に楽しめますが、原作を知ると、キキがその後どんなふうに成長していくのかも見えてきます。


『魔女の宅急便』は、裏設定や都市伝説を知ることで、何気ないシーンの意味が少し変わって見える作品です。
もう一度見返すと、昔は気づかなかったキキやジジの表情に、今の自分だからこそ感じられるものがあるかもしれません。

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